留学先、移住先ならカナダ?ニュージーランド?

GO AND SEEではカナダとニュージーランドでの留学や移住のサポートの経験から、それぞれの国がどのように違うのかという相談もよく受けます。特に最近、日本からカナダやニュージーランドの永住権を目指したいというお問い合わせも増えていますが、ここでどのような違いがあるのかを少しまとめて紹介してみます。

ポイント① 言語(英語の訛り、公用語)、移民、多国籍

カナダもニュージーランドも移民を多く受け入れている国です。都市の大きさは違いますが、カナダはトロント、バンクーバー、ニュージーランドはオークランドのように、街中を歩けばそこが多国籍な場所であることがすぐにわかります。

カナダの公用語は2ヶ国語、英語とフランス語です。カナダの東側にあるケベック州はフランス語の使用も多く、語学学校の中には英語とフランス語のバイリンガル留学というのを行っているところもあります。英語を重視していきたいという場合にはその他の地域を選ぶと良いです。英語は日本人には聞きやすく、話しやすいと感じる方も多いです。政府の資料、商品のパッケージなどは全て英語とフランス語が同じ大きさで記載されています。

ニュージーランドも公用語は2ヶ国語、英語とマオリ語です。マオリ語はニュージーランドの先住民族のマオリ族の言葉で、現在も空港や街中のサインなどには英語とマオリ語の両方の言語を見ることができます。英語はイギリス寄りの英語と言えることもでき、日本でアメリカ英語に慣れている方にとっては最初は聞き慣れない部分が多いですが、語学学校での英語力の伸び具合にはカナダと比べても特に差はないと言えます。

ポイント② 留学先の学校、コース

カナダは留学生もニュージーランドと比べると多く、学校の選択肢も多くあります。それぞれの学校の生徒数も多く、コースの種類も多様なコースがあります。特に英語コースと合わせてビジネス関連のコースを持っている学校も多く、英語だけでなくビジネス系の短めのコースも留学プランに入れたい場合にはおススメです。

ニュージーランドはカナダより留学生の数が少ないため、学校の規模も小さめになります。その分スタッフのフレンドリーさを感じられる部分もあり、不安が多い方、ゆったりとした雰囲気の中で語学留学を楽しみたい方におススメです。

どちらの国も田舎町では小規模アットホームな学校があり、自然豊かで、よりその国らし生活が味わえ、より英語環境になるので英語を伸ばすには田舎町もおススメです。また専門学校や大学はどちらの国でもあり、興味のある分野で学ぶことができます。

ポイント③ ビザの違い

ビザにはいくつか種類がありますが、留学される方にとって選択肢となるビザの違いを以下に紹介します。

ビザの種類カナダNZ
観光(ビザなし)6ヶ月滞在、修学が可能。渡航前にeTAの取得が必要。3ヶ月滞在、修学が可能。渡航前にNZeTAの取得が必要。
学生ビザ学校修学期間の滞在が可能。語学学校での就労は不可、公立カレッジや大学は週20時間までアルバイト可。学校修学期間の滞在が可能。一部の認められた語学学校でも条件を満たせば週20時間のアルバイト可。専門学校、大学もアルバイト可。
ワーキングホリデービザ1年間の滞在が可能。毎年6500人定員。ほぼ毎年定員に達します。1年間の滞在が可能。人数制限なし。
その他Co-op(コープ)ビザ。専門学校などでよくあり、座学の後にインターンシップのような形で仕事ができる制度。例えば座学1年&仕事1年というようなプログラムがあります。
永住権5年間ごとに更新。5年のうち2年間はカナダに居住している必要があります。期限なし。居住義務もなし。

※ビザの規定等は変更になる場合がありますので、情報を探している方、質問がある方はGO AND SEEまでお問い合わせください。

ポイント④ 自然

両方の国をイメージしたとき、多くの方が「自然が多い」という点を思い浮かべるかと思います。自然は確かにどちらの国も多く、自然を大事にしている国と言えます。カナダの自然はとても大きく、そのスケールの大きさを目の当たりにするとやはり感動します。また国土が大きく、東西南北に広がっているため、さまざまな異なる風景を楽しめるのも特徴です。ニュージーランドは逆に小さな島国です。小さいため自分で車で色々なところに行くにはカナダよりも適していると言えます。より身近な自然を楽しみたい方はニュージーランド、雄大な自然を眺めたい方はカナダということが言えるかもしれません。

ポイント⑤ 実際の生活、物価、家賃、ホームステイ、人は優しい??

両方の国に住んでみて、普段の生活の中で大きく違うと感じることはあまりありません。一部の地域を除き、どちらもバスは主要な交通手段となる場所がほとんどです。自炊で節約できますが外食は高く、1ヶ月の生活費はカナダでもニュージーランドでも12万円前後とよく言われます(レートの変動によって多少変わってきます)。

住居は留学生はアパートや一軒家のシェアをされる方がほとんどです。一人暮らし、シェアではない方法で済む場合はかなり家賃が高くなリマス。カナダのバンクーバーやニュージーランドのオークランドはルームシェア(ベッドルームもシェア)もよくあり、費用を大きく抑えたい方にはおススメです。

人の雰囲気、印象などはそれほど変わりません。都会はややフレンドリーさが欠けるような雰囲気もありますが、田舎町に行くと一気にフレンドリーな人たちに囲まれたような印象を受けます。ホームステイをするなら、都会はどうしてもビジネスライクな部分もあるので、田舎町に留学するのが断然おススメです!

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