カナダのビザの種類は主に3種類、観光、学生、ワーキングホリデーがあります。自分の留学に必要なのがどれなのか見ていきましょう。留学期間、目的、勉強するのか、仕事をするのか、観光をするのかなどによりどのビザを申請する必要があるのかが変わってきますので、留学の計画を立てるとともに、ビザの点も注意して調べていきましょう。
※ビザは個人の状況により異なる部分もありますのでご注意ください。
1.観光ビザ
カナダでは6ヶ月までビザを取得せずにパスポートのみで滞在をすることができます。他のサイトなどでは「ビザなし」や「観光ビザ」と紹介されているかと思います。ただ目的はあくまでも観光であるため、就労(アルバイトなど)はできません。また学校についても制限がありますので注意していきましょう。ビザの取得の必要はありませんが、2016年3月から「eTA」という渡航認証の取得が義務付けられています。
eTAについて
申請自体はオンラインで取得することができ、通常であれば数分の申請で、その後数分で承認のメールが届きます。ただ場合によっては追加書類等が必要になることもあり、その場合は数日間かかることもありますので、渡航の際にはギリギリではなく、必ず余裕をもって申請をするようにしましょう。
概要はこちら:https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/visit-canada/eta/facts-ja.html
eTA申請方法
eTAは以下のウェブサイトから申請が可能です。
https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/visit-canada/eta/apply-ja.html
申請ガイドはこちら
https://www.canada.ca/content/dam/ircc/migration/ircc/english/pdf/eta/japanese.pdf
観光ビザでできる留学の範囲
6ヶ月未満の就学であれば観光ビザ(ビザなし)で留学をすることができます。就労が含まれるコースの場合は学生ビザが必要になることもありますが、通常の一般英語のようなコースであれば6ヶ月未満の留学が可能となります。またボランティアも観光ビザではできないのでご注意ください。
観光ビザできること、利点
・6ヶ月未満の滞在
・6ヶ月未満の就学
・ビザの申請の必要がない
観光ビザでできないこと、注意点
・6ヶ月以上の滞在
・6ヶ月以上の就学
・就労、ボランティア
2.学生ビザ
観光ビザで6ヶ月まで就学ができますが、6ヶ月以上の就学には学生ビザの取得が必要になります。またインターンシップなどが含まれるコースの就学にも必要になります。
学生ビザでアルバイトはできるの?
語学学校に通う場合は通う期間に関係なく就労の許可はありませんが、専門学校、カレッジ、大学では週20時間までの就労が認められます。
学生ビザで滞在できる期間
学生ビザの期間は原則学校に通う期間になります。ただビザ自体は通学期間+3ヶ月という期間で多くの場合は発行されます。
申請料
学生ビザの申請料は150ドルです。(変更になる場合があります)
所要時間
2019年2月3日現在、2週間となっています。ただ混み具合等によっても異なるため、以下のページで一度確認されると良いでしょう。
学生ビザでできること、利点
・6ヶ月以上の就学(滞在)
・3ヶ月余分に滞在許可がもらえる
・専門学校、カレッジ、大学では週20時間までのアルバイトも許可される
学生ビザでできないこと、注意点
・語学学校に通う場合の就学
・週20時間以上のフルタイムの就労
ワーキングホリデービザ
仕事、勉強、観光のすべてが許可されているビザです。自由は多いですが、人生で1度きりしか取得ができないので、最初からワーキングホリデーで渡航をすべきか、観光や学生ビザで渡航すべきか検討するのも大事なポイントです。
ワーキングホリデーで滞在できる期間
ワーキングホリデービザは1年間の滞在許可がおります。
学校には通うことができるの?
ワーキングホリデーでは最長6ヶ月まで就学が認められています。
ワーキングホリデーの条件
・申請が受け取られる時点で18歳~30歳であること
・日本国籍を保有していること
・カナダでの雇用先がまだ決まっていないこと
・以前にワーキングホリデーを取得していないこと
・最低2500ドルの滞在資金を持っていること
どのビザで渡航したら良いかがわからない方も、留学の計画を一緒に立てていきながらビザの点につきましてもご案内しますので、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。